物価高騰による厳しい経営環境が続く中、賃金引上げと生産性向上、人材育成等の課題が企業につきつけられています。
この番組では、毎回、県内企業のトップがご出演いただき、持続的な賃上げや生産性向上等についての取り組みに迫ります。
事業発展へのヒントを見つけてください。
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宇田川修一(BSSアナウンサー) |
2026年06月22日(月)
ご出演 流通 株式会社 代表取締役 江原 剛さん
貨物運送事業者として倉吉市で創業し、鳥取市、米子市、松江市に拠点を展開。
現在、「地域密着サービス業」を掲げ、貸し切りバス、観光タクシー事業、イベントの運営、サポート、
物流センター運営などのサービスも展開。
倉吉市関金温泉に昨年オープンした「HOTEL 星取テラスせきがね」の運営も手掛ける。
地域の人の「困りごと」に耳を傾けていたら、10以上の幅広いサービスが生まれたとのこと。
事業で約100台の車両を使用しており、物価高騰の一部でしかない燃料費だけでも影響は少なくない。
最終的には価格転嫁は避けられず、お客様から「流通の代わり無い」と言われる仕事を追求することが根本策。
しかし、提供するサービスは、自動化できない部分が多く、「人が行うサービス」がセールスポイントとなるため
人に投資する人的資本経営が基本的な経営戦略だ。
世間相場を上回る昇給を持続的に実施できる業績を目指し、全社に月次目標を共有する。
また、社員の頑張りに報いることのできる評価制度の改定にも取り組み、コミュニケーションを通じた
エンゲージメント向上を目指している。
昨年オープンした「HOTEL星取テラスせきがね」は開設初年度で「じゃらんハイクラス認定」を受けるなど、
料理、風呂、キャストのおもてなしで高い評価だ。
「Smile、Frendly、Kindness」を大切にしているという、人を主眼に置いた「地域密着サービス業」に期待が集まる。
境港市の事務所兼セントラルキッチンを拠点に、山陰両県に「牛骨スープ」をベースにしたラーメン店、
17店舗を展開中。原材料などの物価高騰を受け、昨年、やむ得ず価格転嫁を決行。
単に、価格を上げるだけでなく、客には割引クーポンを配布するなどの還元策を打ち出し、
リピーター対策にもつなげた。
こだわりは、大山小麦を使った自家製麺や、地元発の氷温技術を使い、牛骨スープやチャーシューの旨味を
最大限に引き出している点だ。
もちろんネギなどの野菜も地元産を使用。雪害に遭った雪かぶりネギをたっぷり使用した「牛骨米子城ラーメン」は、
地元のランドマークである米子城を冠した新商品。
ブロック状の炙りチャーシューをたっぷり使用した石垣に、最近話題の「鯛石」も蒲鉾で表現した。
1杯1000円超えのラーメンだが、米子市内の4店舗で提供を始めると、常連のほか観光客にも好評だという。
また、地元企業とのコラボラーメン開発にも力を入れ、何にでも合わせやすい牛骨スープとこの地域のもつポテンシャルを発信する。
現在、地元の高校生や米子髙島屋と共同開発した「ぎゅうぎゅうラーメン」の輸出版も開発、
近く、シンガポールにも売り込みを図ると言う。
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