物価高騰による厳しい経営環境が続く中、賃金引上げと生産性向上、人材育成等の課題が企業につきつけられています。
この番組では、毎回、県内企業のトップがご出演いただき、持続的な賃上げや生産性向上等についての取り組みに迫ります。
事業発展へのヒントを見つけてください。

宇田川

宇田川修一(BSSアナウンサー)


第4回「賃上げ・価格転嫁 応援ラジオ」

2025年10月27日(月)


ご出演 

株式会社 吉備総合電設 代表取締役 山下 誉議さん

電気・電気通信設備工事 消防設備の保守点検を通じて
人命と財産を守る社会づくりに貢献している企業だ。
鳥取県で「防災といえば吉備総合電設」を合言葉に地域に
防災意識を高めてもらう活動を推進している。
社員数76人。若い人から選ばれる会社になってきた。
社員はよまく頑張っており、持続的な賃金アップを実現したいが、
そのためには売り上増進が必要となる。
まずは社員のモチベーションをあげることが大切である。
そのひとつとして、防災備蓄品のサブスクを提供する新規事業「防災Lab」を立ち上げた。
鳥取県民の防災意識を向上させたい。防災で地域貢献したいという思いから
気軽に1コインで始められるオリジナル防災備蓄品、「助かる防災BOX」を作り、
月々100円で提供する。
備総合電設防災士監修で、いざという時に必要な12のアイテムを厳選したものを
備蓄していただく。
防災設備の定期点検の際にあわせて使用状況をチェックできる。
このほか、災害時に役立つ太陽光発電事業などにも参入。
こうした事業展開によって人から感謝される仕事を創る。
一方で会社に設備投資して、社員の仕事をしやすくすることや、
有事の際には地域の人たちに会社を避難場所として利用していただく。
また、CMなどによる知名度アップも社員のモチベーションにつながる。
様々な補助金も活用しつつ、地域により必要とされ、
なくてはならない会社を目指すことによって社員のやる気を高め賃金アップを実現する。

もう一度、聴きたい方はpodcastで!







放送日検索

アーカイブ

検索