10月26日のカニジル(210杯目)

2024年10月26日(土)



ご出演  大学医学部 神経医科学講座 脳神経小児科学分野 准教授 統括医長 岡西徹さん

1974年 石川県金沢市生まれ。
2001年 富山医科薬科大学医学部を卒業後、小児科、小児神経科の研鑽を経て
2011年、カナダのトロント小児病院へ、神経生理学ラボに研究フェローとして留学。
2020年、とりだい病院 准教授に就任。


専門はこどもたちの脳、神経の病気。特にてんかんという痙攣をおこす病気を扱う。
てんかんとは、脳が一時的に過剰に興奮することで、意識消失やけいれんなどの
"てんかん発作"を繰り返し引き起こす病気のこと。
小児てんかんは赤ちゃんから高校生までに発症するてんかんを指す。
老人期のてんかんは、加齢による血管障害などで脳に傷がついて発症することが多いのに対して、
小児てんかんは遺伝子の異常、産まれるときの仮死、先天的な脳腫瘍や脳奇形、
代謝疾患など発症原因はさまざま。
ひとくくりにしにくい病像は、小児てんかんの診療の難しさでもある。
「てんかん発作」とは症状の名前。「てんかん」は病気の名前。
大変ややこしい病気で、医師同士でもなかなか理解してもらえない場合もあり、
苦労することも多い病気だ。てんかんの治療法とは?

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