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5月24日のカニジル(240杯目)
2025年05月24日(土)

ご出演  鳥取大学医学部医学科 感染制御学講座 細菌学分野  小幡 史子 准教授

宮城県塩釜市出身。
東北大学理学部卒業 同大学院博士課程修了。
2003年からアメリカの大学医学部で11年間キャリアを積み
2020年、鳥取大学医学部 プロジェクト研究員として入職。
2021年、准教授に就任され現在に至る。


近年、梅毒の患者数が急増している。
とりわけ、20~50代の男性や20代の女性を中心に患者数が増えている。
梅毒は「梅毒トレポネーマ」という細菌に感染することで引き起こされる病気。
感染後3週間ほど経過してから皮膚や粘膜に硬いイボのような病変が現れますが、
これらの病変は数週間で自然に治るため発症に気づかない場合も。
主な感染経路は性行為による接触、そのほかに感染者の体液や血液に触れることで
皮膚の傷口や粘膜から感染するケースもある。
体内で梅毒トレポネーマが増殖すると、イボのほか紅斑や発熱、倦怠感、脊髄癆せきずいろう
進行性麻痺などさまざまな症状が現れる。治療はペニシリン系抗菌薬の投与。
有効な治療がなかった時代は感染から数年~数十年を経て心臓や神経などにも感染が及び、
死に至ることも多い病気だった。
専門の「感染制御学講座細菌学分野」とは?

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