加齢により心身が衰えた状態を「フレイル」といいます。
フレイル状態は、適切に対処すれば改善すると言われています。フレイル状態になってしまわないよう健康状態を確認し予防することが大切です。
米子市では市民が年を重ねても住み慣れた地域でいきいいきと生活できるようフレイル予防対策に取り組んでいます。宇田川修一アナウンサーが、ゲストとともに、健康寿命を伸ばす米子市の取り組みを紹介していきます。
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宇田川修一(BSSアナウンサー) 米子市出身。「テレポート山陰」(テレビ)のキャスターや「ミットナイトパートナー」(ラジオ)のパーソナリティとして活躍。今年還暦の60歳を迎えた。 |
2024年09月17日(火)
出演:米子市フレイル対策推進課(管理栄養士) 三穂野亜由美さん
ゲストは、米子市の管理栄養士・三穂野亜由美さん。
フレイル予防の3本柱「運動」「栄養」「社会参加」のうち「栄養」についてお話を伺いました。
「食欲の低下などから食事量が減少し栄養が不足する低栄養の高齢者は意外に多いんです」(三穂野さん)
予防のポイントは、①1日3食しっかり食べること、②主食、主菜、副菜を組み合わせて食べること、③いろいろな食品を食べることの3つ。
合言葉は(さ)魚、(あ)油、(に)肉、(ぎ)牛乳・乳製品、(や)野菜、(か)海藻い)いも、(た)卵、(だ)大豆・大豆製品、(く)果物の頭文字をとって「さあにぎやか(に)いただく」で10品目のうち1日に7品目以上が目標とのこと。
「健康寿命を伸ばすため、おいしく、たのしく食べてフレイルを予防しましょう」(三穂野さん)