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etime 2021年7月16日(金)放送

出演 : 鳥取大学医学部 社会医学講座 環境予防医学分野
     桑原祐樹 助教
鳥取大学の桑原先生に、コロナ禍での健康事情と、病気の予防のための大事なポイントについてお話をうかがいました。

先生のお話では、このコロナ禍が影響してか、昨年あたりから病院での診察や健康診断の受診を控える傾向があるとのこと。
すべてコロナが原因とは断定できないものの、例えば鳥取県内の国保加入者のデータによれば、病院にかかった患者さんの数は、例年を下回っているんです。⇒データ
大きな病気を見落としてしまう可能性もあり、病気の予防の観点からは気がかりなデータ。

そこで、桑原先生に聞きました。病気の予防にとって大切なポイントは?
【一次予防】=病気そのものにかからないようにする。
まずは健康的な生活習慣を身に着けることで、病気にかかりにくくすること。
こちらの7つの健康習慣が基本になります(⇒7つの健康習慣
また、普段から通院されている方は、根気強く通ってしっかり管理することで
さらなる病気を予防するということも大事で、特に糖尿病の管理は、コロナ重症化予防にも重要になるともいわれています。

【二次予防】=病気を早期発見し、早期治療を目指す
病気があっても早期発見して早期治療を目指しましょうというのが、二次予防になります。
特定健診やがん検診などの健診は、早い段階で病気をみつけて、重い病気になってしまうのを避ける二次予防を主な目的にしています。
しかし残念ながら昨年度の健診受診率は、例年を下回る見込み(⇒データ)、
ワクチン接種も進んで、健診会場での感染予防策もしっかり行っているので、
コロナを恐れ過ぎず、健康診断を受診して頂きたい。

健診で異常が見つかっても、3か月以内に医療機関を受診されない方が
およそ7割もあったというデータも出ています(⇒データ)。
検査結果が出ても、どう解釈すればいいかわからない、悪いのはわかっても具体的にどうすればいいのかわからないということは、あって当然。ですが一人では難しいことも、医師、看護師、保健師、栄養士などと繋がる機会をもち、適切な処置を受ければ一緒になって前を向いて進んでいけるはず。一緒に頑張りましょう!
という力強い言葉で締めて下さいました。
桑原先生ありがとうございました。

最後にポイントのまとめです。
・病気になりにくい生活習慣を身に着ける(一次予防)。
・病気の早期発見、治療(二次予防)のため、特定健診、がん検診などの健診は定期的に受ける。
・健診結果によって、改善の必要がある場合には保健指導や医療の診察を受ける。
これらをしっかり覚えておいてください!



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