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あだ名はNG?今どきの小学校事情 友だちは「さん付け」で…
2022年04月12日 19時41分
小学生の頃、友だちにあだ名で呼ばれたり、名前を呼び捨てにされたりしたこと、ありませんか?
しかし、今ドキの小学生の新常識では、その行動はNGになるかもしれません。


あだ名。
親しみを込めて呼ぶ一方で、ちょっと変なあだ名をつけられて、嫌な思いをしたことがある人もいるかもしれません。
まずは大人に聞きました。

街の人は
「たまごっちが流行っていたので、いろはっちから、はっちって呼ばれていました」
「自分がマスオなので、まっちょまっちょと呼ばれていました」
「小学校の時に後ろからブランコ頭にぶつけられて、頭の形がボコってなったので、ボコタンって呼ばれていて、気に入っています」

一方、鳥取県米子市内で、小学生に「友だちの呼び方」を聞いてみると…

小学生
「「くん」付けや「さん」付けをしようという話はされています」
Qそれは名字か名前どっちに付けている?
「名字で付けています」

小学生
「例えば、こさかさん、とか呼んでいます。担任の先生に、学校で「ちゃん」とかいうのは言葉が悪いと言われたので、今は「さん」と呼んでいます」
Q呼び捨てしたりする?
「ケンカしたときに呼びます」

あだ名やニックネームではなく、男の子、女の子関係なく「さん」を付けて呼ぶことが多いのだそう。
教育現場での対応について、現役の校長先生に話を聞きました。

公立小学校の現役校長先生
「男の子、女の子に関係なく、「さん」を付けることが多いですし、そういうことをしていきましょうということは、先生にも子どもたちにも伝えています」

この校長先生自身、全ての児童を「さん」付けで呼び始めたのは5年ほど前からで、小学校の規則やルールではなく、あくまでも、呼びかけの範囲だと話します。

公立小学校の現役校長先生
「まず相手をしっかり認める、敬意を表することができる言葉であること、人権的な配慮にもなるのではないかと考えています」

いじめの防止に加え、ジェンダーレスやLGBTQへの理解など、時代の流れに合わせて、「さん」付けが増えているのだと言います。

また、あだ名に関しては…

公立小学校の現役校長先生
「言われる、言われないという子が出てきてしまうと、やはり気持ちの問題で、「自分は…」とか「自分はなんで言われないんだろう」といったことにつながるかもしれませんので、なるべくそういうところの不安は取り除いてあげたいという点では、あだ名は学校の中ではどうかなと私は思っています」

小学校での「ニックネーム」は、減っていくのかもしれません。