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マイワシ記録的大漁 一時は「漁獲ゼロ」が…なぜ? 鳥取県境港
2022年03月17日 19時08分
鳥取県境港市の境港では、マイワシの豊漁が続いています。

「最高です!めっちゃ大漁。」漁師からは喜びの声が聞かれました。

連日、境港で大量に水揚げされているマイワシ。
17日、1日の水揚げ量としては今年最高となる1697トンを記録しました。
今年1月からの累計は1万338トンで、去年の同じ時期に比べて約10倍となっています。

かつて、日本でも有数のマイワシ漁獲量を誇った境港は、1989年に過去最高となる年間約56万トンを記録。
しかし漁獲が突然減り、2001年、2002年には水揚げ「0トン」になりました。

すると、2年ほど前から一転して再び増加傾向となり、2021年は年間で3万8508トンを水揚げしています。

なぜマイワシが再び獲れ始めているのか、鳥取県水産試験場の徳安理敬研究員は次のように話します。

鳥取県水産試験場 徳安理敬 研究員
「親魚がどんどん増えてきて、子もいい感じに、再生産されている状態になってきています」

研究員の徳安さんによると、マイワシの豊漁は、「資源量」が関係しているとのこと。
資源量とは、卵を産む親魚の数を示す「親魚量」と、成長した魚などが特定の魚群に加わった数を示す「加入量」を合算したもので、長年低迷を続けていた「資源量」が近年増えたことで、マイワシの個体数が増えたということです。

久々の豊漁となっている境港のマイワシの水揚げは、今年の秋頃まで続く見込みです。