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スズメバチに注意!季節外れのハチ駆除に密着
2021年11月23日 19時53分
こちら、スズメバチの巣です。
今年、鳥取県西部では駆除の依頼が去年の2倍以上あったといいます。
例年11月にもなると、寒さで活動しなくなるはずの、ハチ。
しかし今年は、この時季でも駆除の依頼があるとのこと。
異変ともいえる、季節外れのハチについて取材しました。

11月のある日、BSSテレビ「生たまごBANG」でおなじみ、山根伸志アナウンサーの家である事件が起きていました。

山根伸志 アナウンサーと義父 藤原 範幸さん
「いや大変なんです。スズメバチの巣と思われるものがね、お義父さん。
大きいのがありましたね。」
「こないだ見つけてビックリしました。」

さっそく、スズメバチの巣がある現場に案内してもらうと…

山根伸志 アナウンサー「いいですか?この後すごいですよ。あちらでございます。」

記者「ちょっと待ってくださいよ、めちゃくちゃでかいじゃないですか。」

軒下あったのは、巨大なハチの巣!寒くなったこの時季、ハチの多くは寿命を迎え活動しなくなるといいますが、この巣では、ハチが活発に出入りしています。

山根伸志 アナウンサーと義父 藤原 範幸さん
「けっこう目立つところにあるけど、これが気付かなかったんですよね。いやあ迂闊でした。2日に1回くらいここ通るんですけど。」

「聞くと7月に一度刺されたんですよ。刺されたんでこの辺多いななんて警戒してたらまさかこんな巣があるとは思わなかったですね。」

「もうビックリしちゃって。」

ハチは、春先から巣をつくるため、長い間気付かないうちに、巨大な巣になっていたとみられます。

やがて、駆除を依頼した業者が到着。厳重な装備に身を包み、駆除にあたります。

巣に煙まずは、ハチを弱らせるため、巣に、くん燻えんざい煙剤と呼ばれる殺虫剤を投入。

突然の事態に驚き、巣のまわりを飛び回る、ハチ。
専門業者のスタッフは黙々と作業を続け、巣に袋をかぶせると・・・

丸ごとごっそり取れた巣を近くでみると、ド迫力。
巣の中はというと・・・卵に幼虫・・・。

いまの時季、ハチがこれほど活発なのは、珍しいとのこと。
何はともあれ、無事に、駆除完了です。

山根伸志 アナウンサーと義父 藤原 範幸さん
「キイロスズメバチの巣を撤去してもらいました。」
「ザッツライト」「すごいですね。」
「やっぱ専門家ですな。これ見たらたじろぐですもんね」

季節外れのハチの巣の駆除について専門家は・・・

コダマサイエンス 舘大樹 課長
「だいぶ少なくはなってますけどまだ若干の問い合わせはあります。」

この時季になってもまだ毎週数件、ハチの巣に関する相談があるといいます。

コダマサイエンス 舘大樹 課長
「気づかれずにそのまま。おうちの増改築に伴って手を出したときにハチの巣が見つかって手を出せないということで巣を撤去してくれということで頼まれる方が多いですね。アナフィラキシーで少なくない方が毎年亡くなられてますのでそういったことに恐怖を覚えられてどうしてもという方もおられます。」

一方、米子市のこちらの業者にも毎週、数件、駆除の依頼があるとのこと。
この日、2件の駆除を行うということで取材班も同行させてもらうことに。
到着したのは、市内の住宅街。

依頼者
「市の方からお手紙が来ましてそちらの方で初めて、ハチの巣があるんだって分かったものですから。この手紙ですね。」

ハチの巣は、家の裏庭にありました。
ここでは、噴射タイプの殺虫剤を使用。
ハチを弱らせ、巣を撤去し、あっという間に駆除終了です。
そして次の現場へ。
そこには、これまでの現場とは異なる厄介なハチの巣が・・・

依頼者
「ハチの姿を見てどこかなって探したら3,4匹出たり入ったり。」

この、壁と屋根の間にできたわずかな隙間。
なんと、その中にハチが入っていくではありませんか。
そう、家の外ではなく、家の中に巣を作っていたのです。
巣の場所を確認するのも、一苦労。天井裏を覗いて探します。

作業員
「どうするかなぁ」

ようやく、押し入れの天井から巣を見つけた作業員。
ですが、なにやら困惑した様子。
記者もおそるおそる天井裏を覗いてみると。

画面中央の丸い物体・・・木材の色と同化していますがこれが、問題のハチの巣。
じつに、直径40センチ。
思案した結果、いますぐには駆除しないことになりました。

サンクリーン 真山浩二さん
「おとなしくなりつつあるところに殺虫剤とかかけて逆に刺激をしてしまって電気の配線の隙間とか家の中に出てくる可能性がありますのでそちらの方がかえって危険になるという判断です。」

今年とくに多かった、スズメバチの駆除。
この時季のハチは、通常ならおとなしくなるはずですが、刺激をすると攻撃してくる危険性があります。
くれぐれも、ご注意を。