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鳥取県が飲食店のCO2モニター導入に補助 そんな中、米子市のCО2モニター会社に注文殺到
2021年04月08日 18時30分
鳥取県の平井知事は、8日、新たに4億円をかけ飲食店などへの緊急応援事業を行うと発表しました。

鳥取県 平井伸治知事
「第4波が攻めてくるときに、みんなで認証店になって防御しましょうと。そのための緊急支援をしますよと、こういうことを打ち出させていただこうかなと思います。」

これは、県が定める「新型コロナ対策認証事業所制度」の認証取得に向けて取り組む事業者を支援するもので、応援金として20万円を支給。
また、パーティションや非接触式体温計などの対策に係る費用の補助を、これまでの5割から9割へと引き上げます。
現在、鳥取県内には、およそ5000の飲食店があると言われていますが、そのうち認証店はわずか50店余り。
県はできる限り早く、1000店舗の認証取得を目指すとしています。

第4波の中急がれる、飲食店の感染対策。
いま、ウイルス学の専門家は、ある機械に注目しています。

鳥取大学医学部 景山誠二教授(ウイルス学分野)
「飛沫が溜まらないという意味では、換気がいいんですよね。CO2モニターというのが出てきて、換気がどれくらいうまくいっているのかがわかるようになったという意味では、ぜひ使ってみたらいいんじゃないかなという気はしますね。」

「CO2モニター」、空気中の二酸化炭素濃度を測る機械です。
大阪府の吉村洋文知事も、「まん延防止等重点措置」の適用を受けて、飲食店にCO2モニターの設置を求めていて、8日、平井知事が発表した支援策の中にも、飲食店でのCO2モニター導入も含まれています。
では、なぜ二酸化炭素濃度の測定が感染対策につながるのでしょうか。

電気通信大学 石垣陽特任准教授
「万が一感染者がいた場合は、吐いた息のなかにウイルスの飛沫が含まれる。直接空気中のウイルスを検出することはできないので、その代わりに吐いた息に含まれるCO2を代替手段、指標として測定を行っている。」

このCO2モニターを求め、全国から注文が殺到する企業が、鳥取県米子市にあります。

「TOMONARI」。
米子と中国を拠点にインバウンドサービスを展開していましたが、コロナ禍でインバウンド事業の再開が見通せない中、地域貢献につながればと マスクや検温器など、感染症対策の製品販売に乗り出しました。
すると・・・。

TOMONARI 亀井光康 営業本部長
「今年1月から販売して、先週あたりから、大阪・兵庫・東京を中心に非常に反響をいただいている。やはり、飲食店や宿泊業者、一般企業から注文が多い。」


CO2モニターに注文が殺到。
先週、大手通販サイト・アマゾンで ベストセラー1位を獲得しました。
モニターには、CO2濃度を示す値が表示されていて、その値が良好かどうかを色で判断することができます。
この目安の値には、文部科学省と厚生労働省とで実は違いがあるのですが、「TOMONARI」では、それぞれに対応する2種類を販売。
濃度がその値に達すると 自動でアラームが鳴る仕組みです。

TOMONARI 亀井光康 営業本部長
「今までは感覚で、換気ができているかどうかわからなかった。こういった数値・色・音でわかると、どれぐらいしたらいいかわかりやすくなる。従業員さんは換気をしやすくなるし、来店するお客様も安心して利用いただけると思う。」

換気の「見える化」で感染対策を。
まだまだ続く、見えないウイルスとの闘いを山陰からサポートします。