2022年02月05日(土) よる9:54
青谷上寺地遺跡は、山陰道の建設に伴い
1998年に発見された弥生時代の集落遺跡です。
木製品や中国・朝鮮半島製の金属製品など膨大な遺物が
抜群の保存状態で出土しました。
また、遺跡からはおよそ5,300点、100人分もの人骨も見つかったんです。
最新の方法で分析を行ったところ、
東アジアの様々な地域に由来する人々が暮らしていたことや、
血縁関係にある人達が少なかったということがわかりました。
つまり、ただの小さな村ではなく、
古代の都市のように、様々な人々が出入りする賑やかな集落だったというわけですね!
令和5年には、青谷弥生人も展示される
青谷かみじち史跡公園がオープン予定。
重要文化財の展示や体験学習室など楽しく歴史を学べる施設ですので
どうぞお楽しみに!