教えて!発明楽!! 第5回 発明は誰にでもできる!発想の技術を紹介!
> 全ての動画へ
『ねこ平の発迷なる日々』 アイデアを殺す怪物

2020年01月22日(水)


A「一番好きな食べものって何?」
B「ペルンカピア」
A「何ソレ?どんな食べもの?」
B「知らない。だれも見たことも、聞いたこともないから。でも俺の口には一番合うんだ、もちろん俺もまだ食べたこと無いけど」


素敵なアイデアが生まれることを邪魔する怪物がいる
怪物の名前は『当たり前』

基本的にこいつは見えないし、認識できない
透明で、触れなくて、無意識の闇から僕たちに働きかけ、良いアイデアが生まれることを
邪魔している

怪物は頭が固い人が大好き
すぐに否定する人も大好き
そういう人は、他の人が素敵なアイデアを出す柔軟性も壊してくれる
『できない』
『無理だよ』
『意味がない』
この言葉が出ると、怪物はますます見えなくなる

逆に怪物は頭の柔らかい人を嫌う
物事を楽しむ人を嫌う
そういう人は、周囲の人の発想力も上げてくれる
『できるよ』
『面白いね』
『何に使えるだろう?』
この言葉が出ると、怪物は不安になる

何故なら『怪物は姿を見られると消滅してしまう』という弱点があって
頭の柔らかい人は『当たり前』を見つけるのが上手い
逆に言うと『当たり前』に敏感になれば、頭はどんどん柔らかくなる

ただ『当たり前』を見つけるのはなかなか大変

だって頑張っていても気がつかないから『当たり前』なのだね

夜間の作業に没頭しているときに、『電気があるありがたさ』に意識がいかないように
当たり前は『空気』のように、認識することが難しい

ヘンリーフォードという人がいた。彼は言わずと知れた『自動車王』
フォード自動車の創始者

晩年彼が残した言葉
「もし顧客に、彼らの望むものを聞いていたら、彼らは『もっと速い馬が欲しい』と答えていただろう

これは『当たり前』を見つけることがいかに難しく、そして大事なコトを見事に物語っている。実は普通の人は『自分たちが何を欲しい』のか『分かっていない』もしくは『上手に表現できない』。

当時『車』なんてものは存在しない(そりゃそうだよね、だってフォードさんが車を発明する前なのだもの)
そのときの小回りが効く移動手段は『動物』がメインで、その中でも『馬』が利便性が最も高かったのだと思う。(早いとか、小さいとか、体力があるとか、比較的飼いやすいとか)

つまり、移動するとき速いという『当たり前』は『馬』だった。
だから車が欲しいなんて言えるワケがないよね。
見たことも、聞いたことも無いのだもの

そこにフォードさんは『本当に求めているのは何だろう?』という疑いを持ったんだね
疑うコトで『当たり前』を見破った。

客が求めているのは(解決したいこと)
・速い移動手段
・小回りが効く(自由に動かせる)
・手入れが楽

こんなふうに解決したいことを列挙・分解することは凄く大事
そしてフォードさんは、ついに既に存在しているエンジンや車輪を転用(発明楽:かけ算の発想)させて、人工の馬(自動車)を作った

発明のコツ
・『当たり前』にアイデアを殺されている可能性があることを知る
・何か強烈な『当たり前』がいるかもしれない、と疑う
・解決したいことを列挙・分解する

『当たり前』を見破っていく他の例としては
「ドリルを買いに来た人が欲しいのはドリルではなく穴である」など

ドリルマニアでなければ、ドリル自体が欲しいわけでは無い
本当に欲しいのは、そのドリルが作ってくれる『穴』

さあ、アイデアを殺す怪物を見破って。発明というお宝をゲットしよう!



多くの場合、人は形にして見せて貰うまで自分は何が欲しいのかわからないものだ
〜スティーブ・ジョブズ〜

ねこ平
一日1ポチっとしてくれるとウレシイです。
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

カレンダー
What's New
アーカイブ
検索
鳥取大学医学部附属病院 鳥取県発明協会 BSS

ページトップへ
ページトップへ