第618回 山陰放送番組審議会 2020年10月8日
<議題>
「TBSを中心とする全国ネット番組」
<委員の主な意見>
『世界遺産』
映像の美しさと説明のバランスが素晴らしく、自己のいろいろ知りたい知的好奇心を満たしてくれる番組だ。
『情熱大陸』
出演者に寄り添うスタンスが視聴者には見てとれ素晴らしい。撮影の対象になる人は、旬な人やきわめて社会性のある人だが、共通して挑戦を続けている人だと思った。ビジネスの内容紹介番組ではなく、しっかりと生き方にフォーカスを当てて作っていると感じた。
『サンデーモーニング』
完成された番組だと思うが、そろそろ関口さんは限界だと思う。代わってもいい時期ではないかと思う。
『私の家政婦ナギサさん』
働く女性の共感を得た番組に仕上がっていたと思う。
『半沢直樹2』
・感動より笑いが多かった。
・他の番組はよくタイムシフトしてみているが、なぜかタイムシフトしないように生で見ていて、ここにこの番組の魅力のなにかがあるのだろうと思った。
・前作と違い出演者の善悪を迷わせるまま進み、最後は一致団結する展開は、見せ方がうまかった。
・ありえない設定のものだと思った。
『マツコの知らない世界』
マツコさんが、すべてほめるわけではなく、興味がないときはきっぱりと興味がない、嫌い物は嫌い、悪いものは悪いと、自身の価値判断のもとにきっぱりと言っているところに好感が持てる。
『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』
人をはめるのは良くないと思うし、コロナで撮影が難しいと思うが、最近ネタ切れ感を感じる。
『東京VICTORY』
「結果と、その背景」という、まさにスポーツ報道・スポーツバラエティに求めているものを、満たしてくれ、そして何より面白い。
『サワコの朝』
阿川佐和子さんがゲストにお話を伺う時のさりげない、でも臨機応変な対応に好感が持てる。
『CDTVサタデー』
流行の歌がチェックできるので楽しくていつも見ている。
『林先生が驚く初耳学』
検証度合いが低いテーマのものもあり、なるほど感がもっと得られる番組であるといいと思う。
【出席委員】
委員長 上田恭己
委員 安喰哲哉
委員 長岡秀樹
委員 山口美紀
【書面による出席】
副委員長 足立珠希
副委員長 木村隆之
委員 角谷陽子