第594回 山陰放送番組審議会 2017年10月5日
<議題>
TBSを中心とするネット番組
<委員の主な意見>
* 『ニュース全般』報道の客観性・中立性に徹して欲しい。
* 『報道特集』丹念に取材され、幅広い視点から、社会的問題提起がされている。専門家へのインタビューが、撮影方法によって権威づけされ、絶対的な真実のように感じさせている点は、注意して欲しい
* 『世界遺産』映像がとても綺麗で迫力もあり良い。観光客の視線ではなく、ユネスコの目線で遺産の価値を映像化していると感じ、発見がある。
* 『がっちりマンデー』「金を儲ける」というより、「人の役に立つとお金になる」というスタンスが感じられるのがよい。
* 『サンデーモーニング』パネリストがそれぞれ意見を持ち、またバランスも取れていて安心してみることが出来る。
* 『あさチャン』映像・出演者とも、無駄な動きやコメントが少なく、映像・内容も他局よりブラッシュアップされており、バタバタする朝でも眺め易い。
* 『ハロー張りネズミ』ありえないストーリーで興味が持てなかった。数分ごとに映像や演技の見せ場があり、マンガのページをめくる感覚で楽しめた。
『マツコの知らない世界』言いたいことを言いながらも、ゲストの人柄や功績を否定せずに認める形をとり、好奇心と癒しの両方が満たされる番組* だ。
* 『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』人をだますような番組はいかがなものかと思っていたが、涙をそそる内容もあり、面白くなってきた。人間の気持ちをもてあそんでいて不愉快になることがある。
* 『世界ふしぎ発見』映像・構成共に完成度が高すぎてこのレベルを維持し続けられるか心配になるほど面白い。
* 『プレバト』芸能人などの著名人の、意外な才能を見たり、プロの評価に目からウロコの時もあって、楽しい番組だと思う。
【出席委員】
委員長 原田美穂子
副委員長 上田恭己
委員 福本宗嗣
委員 松本修吉
【書面による出席】
副委員長 木村隆之
委員 足立珠希