第579回 山陰放送番組審議会 2016年4月2日
<議題>
テレビ自社制作番組
開局記念報道特別番組「許し難きを許す フィリピン収監旧日本兵帰国の陰で」
放送日時 3月23日(水)19:56~20:55
<委員の主な意見>
* 取材をきっかけに、キリノ大統領と莞蕾の子孫の交流が始まったことは意義深く、対面する場面は感動的だった。
* 莞蕾の人間性や生き方が上手く描かれていた。莞蕾の平和への訴えは、世界平和が懸念される時代だからこそ大切にしたいことだ。
* 丹念な取材がなされ、様々な立場の人の苦悩や思いが伝わってきた。
* 俳優の大杉漣さんのナレーションは、重厚感があり番組の雰囲気を高めていた。
* バラエティー番組が放送されることの多い時間帯に、奥深いドキュメンタリーを放送したことを高く評価したい。
* 山陰だけでなく全国でも放送して欲しい。
* 時系的な説明があれば、より分かり易かった。
* 背景となる当時の日本とフィリピンの社会情勢について説明が欲しかった。
* 翻訳の字幕は、意味が分かるよう、直訳ではなく固有名詞に置き換えるなど配慮が欲しかった。
【出席委員】
委員長 上田恭己
副委員長 木村隆之
副委員長 原田美穂子
委員 足立珠希
委員 勝部真一
委員 福本宗嗣
委員 松本修吉
【書面による出席】
委員 浅野裕好